さて豆匠ではコーヒーは苦みがあってしかるべきという古い(?)価値観のもとに焙煎を行っています。
というのは和田は、「苦味」はコーヒーという飲み物の風味として重要な要素だと考えており、それは酸味が苦手なお客様に向けて深煎り豆こそがコーヒーだと言いたいのではなく「苦味」という要素が全く発生しないくらいの浅い焙煎度合いでは豆によっては酸味が強くなるだけではなく甘味や旨味も感じにくくなる場合があると思っています。
さて今回のエルサルバドルはマメタクが好んで仕入れている、甘味に定評があるパカマラという品種です。
生豆の品質が高く、しかも収穫から日が浅くフレッシュで酸味が比較的強かったため、上記の話をふまえて、ほんのほんの少しだけ苦みが出るくらいの焙煎度合いにしてみました。
焙煎したてはどうしても味が跳ねる(安定しない)ため数日かけて風味の変化をチェックしていきますが先日焙煎したものを週明けて朝食にいただきました。
すると心地よい酸味と強い甘味、追っかけてくるほのかな苦味がコンビニの100円パン(大きいウインナーが乗った)を最高に贅沢なごちそうにしてくれました。
大変バランスが取れたコーヒーに仕上がっていると思います。
ぜひお試しください。
ご使用量の目安
200g : コーヒーカップ約16杯分、マグガップで約12杯分
100g : コーヒーカップ約7杯分、マグガップで約5杯分。
コーヒー豆挽き具合の目安
ペーパードリップ用 | 中挽き | 市販の粉コーヒーくらいの粒の大きさ。 |
コーヒーメーカー用 | 中挽き | 市販の粉コーヒーくらいの粒の大きさ。 ペーパードリップ用よりもほんの少しだけ粗い。 |
サイフォン用 | 細挽き | 苦味とコクがよく出る。 |
アイスコーヒー用 | 細挽き | 苦味とコクがよく出る。サイフォン用と同じ挽き具合。 |
エスプレッソ用 | 極細挽き | 苦味が強くでるのでエスプレッソに。 |
ネルドリップ用 | 粗挽き | コーヒープレス、パーコレーター用にも。 |
豆のまま | | ミルをお持ちの方はぜひ豆のままで! |
コーヒー豆の鮮度を保つため、
当店のレギュラーコーヒーはご注文数量にかかわらず
100グラムずつの小分け包装でお届けしております。